契約社員の扱いについて

高齢化に伴い、高齢者向けの介護施設や事業所などは充実している一方で、そこで働く介護スタッフの人材不足は、これからも続く傾向にあります。

そのため、介護施設などでは、正社員に限らず、パートやアルバイト、契約社員などさまざまな雇用形態で介護職の職種の求人募集が常に行なわれています。

中でも近年増加傾向にあるのが、契約社員。契約社員とは、一定の期間を定めて働く社員のことを指します。

1年更新という条件の場合には、1年ごとに更新する必要がありますが、施設から更新されればそのまま契約社員として仕事を続けられますが、更新されなかった時には、働くことができません。

基本給やボーナス、諸手当などは、正社員とあまり変わらない条件となっていて、契約の期間中は正社員とほとんど同じ扱いとなるのが大きな特徴です。

契約社員の場合には、契約期間が定められていれば期間まで働けば辞めることができるため、更新しなければ気兼ねなく辞めることができるのがメリットです。
またさらに、場合によってはその働きぶりが評価されて、契約社員から正社員への転換できる場合もあります。

その一方で、更新制の契約社員の場合には、1年更新でも更新を続け5年や10年などと長く働ける場合もありますが、更新月に突然更新されず辞めなくてはいけないこともあることを知っておきましょう。

契約社員として介護の仕事に就くことを考えている方は、給与やボーナスの確認はもちろん、契約期間や何年の更新かなどと期間についてもしっかりと確認しておくことが重要です。